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topics棟梁のコラム

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2021/09/11

堀田建築の家のご紹介「囲炉裏のある家」

こんにちは。堀田建築のスタッフです。
堀田建築には、今2つのホームページがありまして、これまで堀田棟梁自ら両方のブログを書いていました。



でも「話して語る!」ことはできても「文章にまとめる」のが苦手な堀田棟梁笑
棟梁に変わり、こちらのホームページでは、棟梁の熱い思いを私たち堀田建築のスタッフが発信してきます!

OBのお客様からも良くお話しをいただく”堀田棟梁の熱すぎる家づくりへの想い”!
今回は堀田棟梁考案シリーズのお家をご紹介します!

なぜなら、棟梁考案シリーズが今OBさんたちから話題なんです!

「蒲郡市のあそこにある家、あれ堀田さんやら?」と堀田棟梁考案シリーズはすぐ分かっちゃうほど特徴的。しかも当てちゃうから凄い!

この堀田棟梁の想いがあふれるほどつまった棟梁考案シリーズ、今回は【囲炉裏のある家】をご紹介します。

もくじ
・棟梁考案シリーズとは?
・【囲炉裏のある家】誕生秘話
・【囲炉裏のある家】の見どころ
・まとめ

・棟梁考案シリーズとは?

まず、このブログから初めて堀田建築を知った方に「棟梁考案シリーズ」についてご紹介しますね。
このシリーズは、棟梁自ら考案した見どころたーっぷりの家です。

特徴をまとめるとこの3つ!

①家の「見どころ」がある。
②全てオリジナルで家に個性がある
③伝統構法で建てる


①家の「見どころ」がある。


みなさんは、ご友人が新築したときに見に行ったりしたことはありますか?
その時にその家の「○○を見に行こう」ってならないですよね。
例えば、久しぶりに友人に会える、や新築祝いを持っていこう、そのような気持ちで見に行くのが多いと思います。

堀田建築の棟梁考案シリーズは違います。まるで美術館の展覧会のように「○○を見て」というコンセプトがあるのです。

例えばこちらの「古民家式和モダン」の家。
おじいちゃん自慢のこたつがある家です。


こちらは「大黒柱のある平屋」

写真では分かりづらいですが、大人の腕に収まらない太さの大黒柱が自慢の家になっています。

なので、堀田建築の棟梁考案シリーズにお住まいのご家族は「うちはここを見て!」ってご友人をお誘いになるのだとか。

こういった「見どころ」を中心に、棟梁は空間を考えていきます。
 

玄関入ったときの景色、リビングに入った瞬間の景色、くつろぎのスペースに腰掛けたときの目線、廊下を歩いたとき、階段を上ったとき、ごろんと寝転がった時。

一つのテーマで「見どころ」の世界を紡いでいくんです。

棟梁の頭の中で生まれたアイデアをパズルのように組み立てて、一棟一棟デザインしていきます。
その「見どころ」が映えるように。

棟梁曰く「お客さんを”あっ!”っと言わせたい」なんだそうですよ。

②全てオリジナルで家に個性がある

見どころがそれぞれ異なることはもちろんですが、お住まいになるご家族も十人十色です。
ですので堀田棟梁は、堀田建築で建てると決まったご家族のだけの家にするためにご家族のことを知ろうとします。
ルーツ、お一人おひとりの好きな過ごし方、ご年齢、価値観。ポロっと言ったことを聞き逃さないで、理解して、そのご家族だけの家にするにはどうしたらいいか、考えるのです。

だから木の使い方、外観、木の塗料の色、細かな細工、間取り、造作に個性が出ます。
男前な大迫力のある家、繊細な家、和モダンな家、どれもご家族の個性に寄り添う棟梁の頭の中で生まれたデザイン。次から次へと生まれる棟梁考案シリーズは、OBの皆さんも楽しみにされているのです。

③伝統構法で建てる

棟梁考案シリーズは、手で木を刻み加工し、木と木の引っ張り合う力で家を強くする大工の伝統構法で建築します。伝統構法で家を建てることができるのは、今や日本の大工で1%と言われています。
それだけ希少価値のある構法で建てると、手間暇(工期)かかりますし、住宅の価格も高くなります。
しかし、この棟梁考案シリーズは棟梁の「日本の伝統構法で建てたこの家を後世に残して、100年200年後に孫の孫の孫以降もこの家族に引き継いでもらいたい。」そんな想いで取り入れています。

・【囲炉裏のある家】誕生秘話

棟梁考案シリーズは、そのほとんどが堀田棟梁によりカタチになっていきます。
OBのお客様曰く「ほとんど堀田さん任せ♪」という家づくりの仕方です。

今回ご紹介する【囲炉裏のある家】も、棟梁のアイデアとお住まいになるご家族の想いで生まれました。

沖縄ご出身の旦那様、熊本ご出身の奥様、そして娘さんの現在3人暮らし。

ご夫婦のご要望は、
・木造であること
・土間と家事室を取り入れたい
・畳が欲しい
・幹太くんと食洗器のミーレを入れたい

たったこれだけ。間取りや吹き抜け、外観のイメージ、動線や色などほとんどを棟梁にお任せした家づくりでした。


その理由は2つあります。


1つは、堀田建築とお客様の、「お互いのことを知ろう」という想いが強かったこと。
2つめは、棟梁のセンスに任せておけば大丈夫!と思っていただけたこと。

元々、土間がご希望だったご夫婦との会話でなんとなく「土間を入れるなら囲炉裏もあった方がいいよね」となり、「付けれますか?」「付けれますよ」という軽い会話から囲炉裏が入ったそうです。

ご夫婦曰く、「あまりにノリで話していたので、本当に囲炉裏がつくか分からなかった」ほど。
お住まいになり、夏は野菜を焼いて、冬は五徳を置いてお鍋をつくるのが楽しみ何だそう。

この令和の時代に、昔ながらの囲炉裏では維持管理が大変。
若いご夫婦が、年齢を重ねていった時も使いやすいように、移動できる「テーブル式の囲炉裏」となっています。
このテーブル、囲炉裏を隠しておく蓋部分まで堀田建築の手づくりとなっています。

・【囲炉裏のある家】の見どころ

熊本城をイメージした外観は、一階部分と二階部分の高さバランスが絶妙です。

白い外壁と、グレーの鎧張りの配色バランスをとることでどっしりとしたカッコイイイメージとなっています。

実はこの家の屋根には立派な鬼瓦があります
 

鬼瓦は、沖縄のシーサーの代わりに棟梁が設置しました。
シーサーと同じく家の守り神としてこのご家族を守ってくれます。


玄関を入るとこの家の名前でもある「囲炉裏」のあるテーブル、そして開放的な吹き抜けが広がっています。

このお家の見どころは、まさにここ。
開放的な明るい空間の中に、ひんやりとした土間、奥に広がるベンガラ色の柱と梁。

梁が赤色っぽく見えるのは、旦那様のご出身沖縄の首里城をイメージして取り入れた「ベンガラ」という自然素材の塗料の特徴です。

そして二階には、本物の琉球畳が入っています。


堀田建築がいつも依頼する畳屋さんも20年ぶりに仕入れたという本来の琉球畳。普通のイ草と違い大分で取れる七島イ(しっとうい)を使ったもので、表面の質感や耐久性が全く違います。
現在「琉球畳」と呼ばれる畳は中国などからの輸入品である"琉球風"畳がほとんど。職人さんが4件しかない貴重な琉球畳を入れたのも、旦那様の出身沖縄をイメージし取り入れています。


ここまでこだわるのは「故郷の沖縄をいつも感じてもらいたい」という棟梁の想いから。
ご夫婦のご要望を聞いた棟梁が、ここまでかたちにしました。

・まとめ

いかがでしたでしょうか。棟梁考案シリーズ「囲炉裏のある家」。
こちらのお家は、お客様の声インタビューにも出演いただいていますのでぜひこちらも御覧ください。

お客様の声インタビューはこちら


棟梁考案シリーズの施工事例はこちら


では次回のブログもお楽しみに!


 

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