メニューを開く

topics棟梁のコラム

メガメニュー を閉じる

2021/10/08

堀田建築の「丸太」の家づくり

こんにちは!堀田建築のスタッフです。
堀田建築の堀田棟梁の想いを熱く語る「棟梁コラム」。

今回は、堀田建築の家づくりの「特徴」である【丸太】についてご紹介するパート②!!!


前回は、「なぜ丸太を使うのか(https://www.hotta-kenchiku.co.jp/topics/slug-3bb8dceacd76c0572479a4aac5e31564)」という所をお伝えしていきましたが、今回はその丸太をどう使っているのか、他社が真似できない堀田建築の「技術」のお話を動画をいれながらご紹介していきたいと思います。

|もくじ
・仕入れから「棟上げ」までの流れ
・「他社が真似できない」とは?
・丸太をつかった家の魅・メリットをご紹介
・まとめ

・仕入れから「棟上げ」までの流れ

一般的な建設会社の場合は、「製材屋」さんでプレカット加工された木材を仕入れるだけで、家づくりを始めることができます。

堀田建築の場合は、「材木屋」さんに棟梁自ら行きご依頼いただいているお客様のお家のイメージに合う木材を「購入」するところから始まります。


こちらは栃木県まで大黒柱をを選びに行ったときの様子です!


実際に山に行って、仕入れてくることもあるんですよ!


こちらの動画は、実際に搬入している様子です。
大工の今泉がいますので、丸太の大きさが分かりやすいのではないでしょうか。


そして実際に届いた材木は、このように堀田建築の刻み場に置いて、乾燥させて皮をむいていきます。皮をむいたら、墨付けしていきます。


こちらが、墨付けを行った丸太です。

1本1本役割が決まった丸太です。指示通りに削り、棟上げの準備を整えていくのです。

・「他社が真似できない」とは?

他社をはじめとした多くの建築会社が「丸太」を使わないのは、この「丸太に墨付けをする」技術をもった大工がいないからなんです。

時代背景として、住宅建設ブームがあり「早く家を建てること」が求められていた時代がありました。
品質を均一化し、誰でも家を建てられるように「プレカット加工」が生まれ、建設会社は必要な材料を仕入れるだけで家が建つ時代です。

ですので、同じ木材でも「高い品質の木材を見極める」「丸太に墨付けをする」「丸太を加工する」「丸太を組み合わせる」「強い家にする」という技術が必要なくなり、どんどん出来る大工がいなくなってしまっています。今、大工の後継者や職人不足があちこちで言われています。

ただでさえ丸太を使った家づくりは熟練の経験や、見極める目、そして自らの技術やセンスが必要な家づくりです。

技術習得の難しさや、手間暇、丸太を加工しなくても「家を建てることができる」時代背景の中で、技術的に”出来ない”建設会社・工務店・大工の割合が増えていっているのです。

実際に、この丸太を加工して手で刻んでいく家づくりは、全体の1%以下と言われている貴重な家造りなのです。


■堀田棟梁による「欅の大黒柱 墨付け」の様子をご紹介します。ぜひじっくり御覧ください。


■加工の様子はこちら

https://www.instagram.com/p/CLoKo0hjT0u/?utm_source=ig_web_copy_link

加工だけではありません。
実際に構造をつくっていくときも、堀田建築の技術が光ります。

例えば、多くの工務店は「金物工法」という工法を使って家を建てていきます。
金物工法は、在来軸組工法の仕口や継手加工を金物に置き換えた工法で、接合部の耐力が明確であり、断面欠損も少ないことから安定した高強度な構造体にすることができます。

堀田建築では、こういった金物を極力使わず「仕口」や「継手」を使う独自の組み方です。
「ほぞ」という穴を木材にあけて、ほぞ穴にぴったりの木材をつくり木と木の引っ張り合う力でがっちりはめ込んでいくのです。

その様子はこちらの動画でもご紹介しています。


他社が購入だけで済ませているところを、堀田建築は堀田棟梁の親方から学んだ技術を活かし、さらにチャレンジし続けて、新しいデザインの家をつくるための家を考案しているのです。

ですので、堀田建築の家はご契約からお引き渡しまで時間がかかります。
ハウスメーカーでは2~3か月というところが、堀田建築は半年から1年ほどお時間をいただいています。

お待たせしてしまいますが、それだけ「良い材料」の木材を探し、その材料を加工していくことで地震に強い、本物の木の家づくりで、ご提供出来るのです。

・丸太をつかった家の魅力・メリットをご紹介

丸太梁は、建物の外周から内側に向けて入れる大きな部材のことで、丸太のそりを利用して梁としたものをいいます。梁の強度は丸太梁が一番です。 丸太梁は太くて大きいゆえ、角材の梁に比べ強度があるため下に柱を設けなくてもよく、その分広い空間を設けることができます。 その強靭な梁で家をしっかりと支えてくれます。
 

上記の丸太梁の原理を応用して、木造建築としては異例の中間に柱のない巨大リビング空間を実現させた家があります。
それがこちら!

「棟梁考案 囲炉裏のある家」です。

玄関を開けたすぐがLDKになっています。

天井を見上げると「格天井」と呼ぶ意匠性の高い天井になっています。

こちらは2F部分。

気持ちのいい風が通り抜ける畳スペースは、ごろんとくつろげる、家族がついつい集まる場になっているそうです。

こちらの施工事例は、こちらのページでも詳しくご紹介しています。

https://www.hotta-kenchiku.co.jp/voice/slug-69a7ca84065cb011305ee5c1dcccf494

・まとめ

木には一本一本クセがあります。曲がりや太さ、年輪の違いなど個性豊かです。
それをすべて見極めて、どこにどう使ったらその木の力を100%発揮できるか考え、配置しています。
その個性の見極めをするのが、堀田建築の腕の見せ所。
木が持つ美しさ、やさしさ、強さ。すべてを体感できるのが堀田建築の家なのです。

▼堀田建築 棟梁考案シリーズはこちらから
https://www.hotta-kenchiku.co.jp/case_newly

▼堀田建築の事例を発信するInstagramはこちら
https://www.instagram.com/hottakenchiku/

CONTACTCONTACT

堀田建築の大工の家が気になったら​
お気軽にお問い合わせください。​

tel.0533-93-5234​

メールでのお問い合わせメールでのお問い合わせ

メールでのお問い合わせ
Copyright© 2020 堀田建築株式会社. All Rights Reserved.